多店舗展開失敗例について。
販売先を増やすことで売上は上がりやすいですが、
運営の仕方によっては売上が下がることもあります。
要は多店舗展開することで力が分散しやすいという
デメリットもあるわけですから
その力の分散を外注化して
カバーしていかないといけないんですね。
例えば、
Amazonのような出品型のモールでは
FBAを活用すれば一人で複数のIDを取得して売上を
上げることは難しいことではないですし
ヤフオクやメルカリなども
出品ツールを使えば一人でも対応できますが、
楽天ショップのような出店型モールでの販売では、
発送、顧客対応、在庫管理ショップデザインの更新、
メルマガ発行、セール企画への準備作業など、
細かな作業が増えます。
在庫連動などの作業を効率化する為のツールも
様々ありますから全て外注化とは言いませんが、
自分で行う必要のない作業は
外注化していかないと回らなくなり
元々運営していたモールも中途半端で
売上が下がった。なんてこともありえます。
次に気をつけて欲しいのが出店モールの見極め
(出品ジャンルの競合リサーチ)
当然ながら、モールごとにユーザー層も
売れ筋のジャンルも異なります。
Amazonで売れていたから
他のモールでは売れるとも限りません。
その商品がモール内で需要があるのか
競合がどれだけいるのか?
リサーチを念入りに行う必要があります。
自分が扱っている商品が総合的にみてモールと相性が
良いなら出店してみる価値はありますが、
思った以上に競合が多くて厳しそう、
あるいはどうしてもそのモールで販売したい場合は、
少し方向転換をして競合ジャンル内で
出品数の少ない小ジャンルを選ぶか
取り扱う商品を全くの別ジャンルにするか
という選択も時には必要です。
例えば、中国の激安アパレルはどのモールでも
物凄い量が出品されていますが
出品するだけでは商品は埋もれてしまいなかなか売れない。
ましてや
楽天などの大手モールでは
古参ショップ連中が幅を利かしていますから、
その中で自分のページを検索結果1ページ目に
表示させるのは大変です。
だからと言って諦める必要もなくて、
水着、下着、大きなサイズ専門店みたいな感じで
比較的競合の少ない小ジャンルに絞って専門店化した
方が検索されやすいわけです。
どのジャンルで販売するかでその後の売れ行きが
大きく左右されるので慎重に見極めることが大切です。
その他にも多店舗展開で思うように
売上が上がらない原因として
モール毎のルールに沿ってタイトルや
検索キーワードを設定できていなかったり、
在庫連動ツールで商品を管理をするのに必要な管理番号が
共通でない為にキャンセル連発でお客様を逃していたり。
と、
気を付けるべき点は多々あります。
まずはこれらを見直しから始めて見てください。
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