『自分は有用の人材なりとの自信ほど、彼に有益なるものはあるまい』
アメリカの鉄鋼王といわれたアンドリュー・カーネギーの
言葉です。
古めかしい言葉での翻訳になっているので、ちょっと
わかりにくいですが、簡単に言うと、
自分に自信を持つことは
非常に重要だということでしょう。
人は、失敗したり、他人からしかられたりすると、
それを自分の人格と結びつけて、自分はだめな人間だと
自信を失いがちです。
しかし、本当は、単に、経験が少なくてまだできないだけ
だったり、その特定の作業や仕事が向いていないだけ
だったりします。
できないものは経験して伸ばせばいいし、
自分の不得意な分野で勝負しなくても、自分の得意な分野で
勝負し、他人や会社や世の中に貢献すればいいだけです。
でも、自信を失い、自分にダメ人間だというレッテルを
貼ってはいけません。
そんなことをすれば、何かにチャレンジする気力を失い、
あなたがせっかくもっている良さ、才能を発揮することが
できなくなってしまいます。
今、もし、うまくいっていなくても、あなたには、
ほかの人には無い、良さ、才能があります。
人間は、自分の才能や特別な部分には気づきにくいものです。
なぜなら、その才能はあなたにとっては当たり前だから。
でも、そのあなたにとってはなんでもないことが、
ほかの人から見たら、特別で貴重だったりするのです。
ぜひ、自分の短所では無く、良い所に目を向けてみてください。
自分の周りの人に聞いてみるのも良いでしょう。
ほかの人から褒められたり、すごいと言われること、
感謝されたこと、そこにあなた独自の才能のヒントがある
はずです。
もし、そういうものが無いというのであれば、もっと積極的に
いろんな事にチャレンジし、経験する事からはじめてみてください。
あなたは、まだ、あなたの才能を発揮する機会に出会っていない
だけかもしれません。
ぜひ、興味を引かれるものがあれば、『自分には無理』
なんてあきらめずにチャレンジしてみてください。
そこから新しい人生が開けるかもしれません。