世の中の売れている商品にはの共通点として
必ずと言っていいほど「付加価値」がついています。
品質/機能の改善、追加
価格の変更(劇的に安くする、高くする)
ネーミング/パッケージデザインの変更
ストーリー設定
権威を示す・実績を示す
ざっとこんなところでしょうか。
よく食品などでみる●●●賞を受賞!!
なども付加価値ですよね。
付加価値を付けることができれば、仮に商品の価格が
他社よりも高くても売ることができます。
付加価値は商品に対してだけつけるものでもなくて
サービスに対しても同じことがいえます。
例えば、
まったく同じ商品なのに価格の安いお店ではなく、
あえて価格の高いお店から商品を購入することってありますよね。
店の対応が丁寧
保証が付いている・即日発送ができる
アフターフォローをしてくれる
大体こんなところだと思いますが、
これらも付加価値を感じたからこその判断だと思います。
なんとなく付加価値が分かって来ていただいたところで
今回は物販でよく見られる付加価値の付け方について深堀していきたいと思います。
商品に信頼感・安心感をもたせる
第三者機関を使って商品検査をしその検査結果を公表することで
信頼感・安心感をもたせることができます。
OEM品によく見らる商品を元にどのような検査があるのか見ていきましょう。
革製品(革の分類、色落ち、強度)
中国では牛革と呼ばれるものでも実際検査してみたら、
フェイクレザーだったりということはよくあることです。
アマゾンのカタログを見ていても牛革という表記だけで
革の詳細については明記されていない
ものが多いです。
牛革には6種類あり革にこだわりのある消費者であれば知りたい情報です。
色落ち、強度、耐荷重などについても試験することができます。
ハンモック/バッグの持ち手・肩ひも/抱っこひも(耐荷重試験)
持ち手、肩ひもの取付強度の試験や抱っこひもの販売ページでよく
みられるのが「耐荷重」に関する表示です。
特に抱っこひものような商品が原因で事故に
繋がる可能性のある商品の場合には必須の検査です。
第三者機関の検査をクリアしていることで
安心と安全を消費者に伝えることができます。
衣類/帽子/傘(紫外線遮蔽率測定)
分光光度計を使用して、波長280~400nmの紫外線に対する透過率を測定し、
計算により紫外線遮蔽率を求める検査です。
簡単にいうとUVカットされているかを調べる検査になります。
UVカットをうたっておきながら実際はUVカットされていないのでは?
と心配をしている消費者に対して安全性を伝えることができます。
第三者機関でこれらの検査を受けることができます。
BOKEN
https://www.boken.or.jp/
一般社団法人 日本文化用品安全試験所
http://www.mgsl.or.jp/
一般社団法人 日本皮革研究所
http://www.jilr.or.jp/leather/index.html
一般社団法人 日本繊維製品品質技術センター
https://www.qtec.or.jp/
まとめ
これらの検査は比較的安価な費用でうけることができますし
検査できるものはこの他にも数多くあります。
検査をクリアし公表することで商品ページに説得力を
持たせることができるので取り入れてみてくださいね。