応援宜しくお願いします!!
伊藤です。
今日は前回に続いて上海(中国)自由貿易区についてです。
とそのまえに、うんちく情報をお話します。
名前でなぜ(中国)と書かれているのか?
これは、中国政府の意思の表れと言われています。
「上海だけに留まらず中国全土に自由貿易区を広げよう!その為の試験区なんだ。」
という事だそうです。
では、今日は参入メリットについて詳しくお話します。
一番大きなメリットは「会社設立が事後申請で設立できてしまう」ということ。
今までの中国では考えられないですよね?
これまでは、商務委員会に会社設立申請を行い審査を受けてから許可を貰い、
工商局で申請を行い審査を受けてから許可を貰い、やっと会社を設立することができます。
しかし、外国企業は「審査を受ける」といえど、相当な難関が待っています。
売上・社員数はもちろんのこと、この事業内容が本当に中国の為になるのか?
中国の企業を邪魔しないのか?などなど。
あと、忘れてはいけないのが、そもそも外国人は会社を設立できません。(泣
役員の過半数を中国人にしなくてはいけない、代表者は中国人でなくてはいけない・・・
とかそういったルールがあるので、厳密にいうと外国人は中国に会社を設立できないんです。
となると、どれだけ自由貿易区にメリットがあるか、皆さんお分かりですよね?
次回、事務所や倉庫の借り方や費用などについて書きますね。